夢香

漢字辞典

茂

音読み

も

訓読み

しげる

画数

8画

JLPT

N1

意味

Overgrown, Grow Thick, Be Luxuriant

「茂」は8画、部首は「艹(くさかんむり)」の漢字です。草木が勢いよく生い育つ「しげる」さまを表し、音読みは「も」、訓読みは「しげ(る)」と読みます。

「茂」の意味・成り立ち

「茂」は、草を表す「艹(くさかんむり)」と、音を担う「戊(ぼ)」を合わせた字です。草が盛んに育つようすから、「しげる」「盛んになる」の意味を持ちます。名前では「しげる」「しげ」と読み、生命力の豊かさを願う一字として親しまれています。

「茂」の書き方 — 構成と筆順(全8画)

上の「艹」と下の「戊」の二段で組み立てます。下の「戊」を大きく広げるのが、伸びやかに見せるコツです。

  • 艹は横広に:くさかんむりは左右の縦画を短く、横画を長めに。上に軽くかぶせます。
  • 戊は大きく開く:左の払いをのびやかに下ろし、右の反りのある画(そり)を大きく右下へ張り出します。
  • 最後のはねで締める:右の画の終わりを、はねでしっかり引き締めます。反りを窮屈にしないことが、「茂る」勢いにつながります。

書体ごとの表現

楷書(かいしょ)

艹の横画を平行にそろえ、戊の払いと反りを大きく、左右の広がりを対称に近づけます。

行書(ぎょうしょ)

艹から戊へ筆脈をつなぎ、反りの画に流れを持たせます。骨格は保ちつつ伸びやかに。

草書(そうしょ)

上部を簡略化し、戊の反りとはねの勢いで一気にまとめます。

まとめ

「茂」は8画、部首「艹」の字で、草木が生い茂るさまを表します。上の艹を横広に、下の戊を大きく開き、最後のはねで締める——この広がりを意識すると、「茂」は生命力のある字に仕上がります。

「茂」を美しく書くコツ

  • • 楷書では一画一画を丁寧に。止め・はね・払いのメリハリを意識
  • • 行書では筆の流れを活かしてリズムよく
  • • 草書では大胆に省略しつつも字形のバランスを保つ
  • • 全8画。筆順を守ることで自然と美しい字形に

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執筆・監修

夢香 MUKYO

東京を拠点に活動する書家。古典に立脚した書から現代的な書まで手がけ、書の魅力を世界へ発信する。

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