漢字辞典
寮
音読み
りょう
訓読み
画数
15画
JLPT
N1
意味
Dormitory, Hostel, Villa, Tea Pavillion
「寮」は15画、部首は「宀(うかんむり)」の漢字です。学生寮・社員寮のように「共同で生活する建物」を表し、音読みは「りょう」と読みます(常用の訓読みはありません)。
「寮」の読み方
- 音読み:りょう(学生寮・社員寮・寮生・寮長・寮費)
- 訓読み:なし(常用漢字の訓読みは登録されていません)
「寮」を含む語はすべて「りょう」と読みます。読み方が一種類のため、音読みの熟語から意味を把握するのが早道です。
「寮」の意味
- 寄宿舎・共同の宿舎:学生寮、社員寮など、人が集まって暮らす建物
- 役所・詰所:古くは官庁の一部署や、役人の詰所も指しました
「うかんむり」が示すとおり、いずれも「屋根のある建物」に関わる意味です。
「寮」の成り立ち
「寮」は、屋根を表す「宀」と、明るくともる火を表す「尞(りょう)」を合わせた字です。「尞」は音を担うと同時に、かがり火のあかりを含みます。灯りのともる建物——人が集い、夜も明かりの絶えない住まいというイメージが、寄宿舎の意味につながっています。
「寮」の書き方 — 構成のコツ(全15画)
15画と画数が多いので、「宀」と「尞」の二段構えととらえると整います。
- 宀は横広に、浅くかぶせる:屋根を張りすぎず、下の尞を包み込める幅に。点・左払い・横折れの三画で作ります。
- 尞は縦長に詰める:上・中・下の三段に分けて考え、各段の横画を平行にそろえ、中心線を一本通します。
- 最下部は「小」の形:中央の縦にはねを付け、左右へ点を払って土台を安定させます。
画数が多いほど、横画の間隔をそろえることが美しさの決め手になります。
書体ごとの表現
楷書(かいしょ)
一画一画の間隔を等しく保ち、宀の下に尞をまっすぐ積み上げます。
行書(ぎょうしょ)
段と段のつながりを生かし、横画の連続をリズムよく。骨格は崩さずに流れを添えます。
草書(そうしょ)
上部を大胆に省略し、下の勢いでまとめます。省いても屋根と本体の重心が伝わるようにします。
まとめ
「寮」は15画、部首「宀」の字で、「共同で暮らす建物」を表します。屋根(宀)の下に灯り(尞)——その成り立ちを思い描き、二段構えで中心線を通せば、画数の多い字も端正にまとまります。
「寮」を美しく書くコツ
- • 楷書では一画一画を丁寧に。止め・はね・払いのメリハリを意識
- • 行書では筆の流れを活かしてリズムよく
- • 草書では大胆に省略しつつも字形のバランスを保つ
- • 全15画。筆順を守ることで自然と美しい字形に
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