夢香

漢字辞典

音読み

ぞく、しょく

訓読み

さかん、つく、やから

画数

12

JLPT

N1

意味

Belong, Genus, Subordinate Official, Affiliated

「属」は全12画、部首は「尸(しかばね)」の漢字です。音読みは「ぞく・しょく」、訓読みは「つく・やから」。書道で美しく書く要点は、上部の「尸」を広く構え、その内側に下部をまとめて収めることにあります。

「属」の書き方 — 構成と筆順

「属」は、上部の「尸(しかばね)」と、その懐に収まる下部から成る、包み込み型の構成の漢字です。全12画をひとつの四角に均等に詰めようとすると窮屈になります。次の三点を意識すると、字全体が安定します。

  • 尸の横幅をゆったりと:一画目の横画から左払いまでで作る「尸」を、下部をおさめられる大きさに広めに構えます。
  • 内部は中心にまとめる:尸の懐に入る画は、字の縦の中心線を意識して縦長にまとめ、左右へ散らさないようにします。
  • 最後の縦画で芯を通す:下部を貫く画をまっすぐ書き下ろすことで、全体が引き締まります。

書体ごとの表現

楷書(かいしょ)

尸の左払いを長めに取り、懐を大きく開けます。内部の画は等間隔を保ち、一画一画の止め・はね・払いを明瞭にすると端正に整います。

行書(ぎょうしょ)

尸から内部への運筆をつなげ、筆の流れを保ちます。楷書の骨格は崩さず、内部をやや簡略にすると温かみのある字になります。

草書(そうしょ)

尸の輪郭と内部を一筆の勢いでまとめます。省略しても包み込みの構成が伝わるよう、字の重心を下部に置くのがポイントです。

まとめ

「属」は12画、部首「尸」の包み込み型の漢字です。上部を広く、内部を中心にまとめ、最後の縦画で締める——この順序を守れば、画数の多さに負けない、安定した字形に仕上がります。

」を美しく書くコツ

  • 楷書では一画一画を丁寧に。止め・はね・払いのメリハリを意識
  • 行書では筆の流れを活かしてリズムよく
  • 草書では大胆に省略しつつも字形のバランスを保つ
  • • 全12画。筆順を守ることで自然と美しい字形に

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執筆・監修

夢香 MUKYO

東京を拠点に活動する書家。古典に立脚した書から現代的な書まで手がけ、書の魅力を世界へ発信する。

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