漢字辞典
妻
音読み
さい
訓読み
つま
画数
8画
JLPT
N3
意味
Wife, Spouse
「妻」は全8画、上部の組み合わせと下部の「女」から成る、上下構成の漢字です。音読みは「さい」、訓読みは「つま」。書道で美しく書く要点は、字の中ほどを横切る**一番長い横画(帯)**をまっすぐ通し、その下で「女」を大きく広げて全体を受け止めることにあります。
「妻」の書き方 — 筆順と構成
「妻」でいちばん迷いやすいのは、上部の画の重なりと、最後の「女」の入り方です。次の順序と要点を押さえると、8画が整います。
- 上部は中心にまとめて積む:一画目の短い横画から、縦画・「ヨ」の形までを、字の中心線に沿ってコンパクトに積み上げます。横に広げず、縦に詰めるのがコツです。
- 長い横画を字の「帯」として通す:中ほどを左右いっぱいに貫く横画が、この字の骨格です。わずかに右上がりに、ためらわず一本で引き切ります。ここが曲がると字全体が揺れます。
- 「女」を最後に大きく広げる:下部の「女」は3画で最後に書きます。くの字の交差を字の中心に置き、左払いと右への長い画を大きく開いて、上部の重さを安定して受け止めます。
書体ごとの表現
楷書(かいしょ)
上部を等間隔に積み、長い横画を明瞭に一本で通します。「女」の交差点を中心線に合わせ、止め・はね・払いをはっきりさせると端正に整います。
行書(ぎょうしょ)
上部から長い横画への運筆をつなげ、筆を離さず流れを保ちます。楷書の骨格を残しつつ「女」をやや丸めると、温かみのある字になります。
草書(そうしょ)
上部を簡略にまとめ、長い横画と「女」を一筆の勢いで書き下ろします。省略しても上下構成が伝わるよう、重心を下部の「女」に置くのがポイントです。
まとめ
「妻」は8画、上部のまとまりと下部の「女」から成る上下構成の漢字です。上部を中心に積み、長い横画を一本で通し、最後に「女」を大きく広げて受ける——この順序を守れば、安定した字形に仕上がります。
「妻」を美しく書くコツ
- • 楷書では一画一画を丁寧に。止め・はね・払いのメリハリを意識
- • 行書では筆の流れを活かしてリズムよく
- • 草書では大胆に省略しつつも字形のバランスを保つ
- • 全8画。筆順を守ることで自然と美しい字形に
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