夢香

漢字辞典

名

音読み

めい、みょう

訓読み

な、-な

画数

6画

JLPT

N5

意味

Name, Noted, Distinguished, Reputation

「名」は全6画、「夕(ゆうべ)」と「口」から成る漢字です。音読みは「めい・みょう」、訓読みは「な」。夕を左上に、口を右下に置き、二つを真下に積まず斜めに組み合わせるのが、美しく見せるコツです。

「名」の意味と成り立ち

「名」は「夕(ゆうべ)」と「口」を合わせた字です。暗い夕暮れ、相手の顔が見えないときに口で自分の「な」を告げた——そこから「なまえ」を表すようになったといわれます。音読みは「めい・みょう」、訓読みは「な」です。

「名」の書き方 — 構成と筆順

「名」は上部の「夕」、下部の「口」から成りますが、真下に積むのではなく、夕をやや左に、口を右下にずらして組むのが要点です。

  • 夕の左払いを長く:一画目の左払いと二画目の曲がりを大きくとり、字の骨格をつくります。
  • 口は右下へ小さく:「口」を夕の払いの懐(ふところ)に納めるように右下へ置くと、二つが斜めに噛み合い、締まって見えます。
  • 重心は左上から右下へ:縦にそろえず斜めの流れで組むと、六画でも動きのある字姿になります。

書体ごとの表現

楷書(かいしょ)

夕の払いと曲がりを丁寧に、口の三画を正方形に近く整えます。止め・はねをはっきりさせ、端正に書きます。

行書(ぎょうしょ)

夕から口への運びをつなげ、払いに流れを持たせます。口をやや小さく崩すと、軽やかな表情になります。

草書(そうしょ)

夕と口を一筆の勢いでまとめ、斜めの流れを一気に描きます。省きながらも左上から右下への重心を保つのが見せどころです。

まとめ

「名」は6画、「夕」と「口」の組み合わせです。真下に積まず、夕を左上・口を右下へ斜めに組む——この斜めの均衡が、六画の字に安定と動きの両方を与えます。

「名」を美しく書くコツ

  • • 楷書では一画一画を丁寧に。止め・はね・払いのメリハリを意識
  • • 行書では筆の流れを活かしてリズムよく
  • • 草書では大胆に省略しつつも字形のバランスを保つ
  • • 全6画。筆順を守ることで自然と美しい字形に

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執筆・監修

夢香 MUKYO

東京を拠点に活動する書家。古典に立脚した書から現代的な書まで手がけ、書の魅力を世界へ発信する。

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