夢香

漢字辞典

音読み

こつ、きつ、き、きけ、こち

訓読み

こう

画数

3

JLPT

N/A

意味

Beg, Invite, Ask

「乞」の読み方は、訓読みが「こう」(例:乞う、命乞い)、音読みが「こつ・きつ」です。部首は「乙(おつ)」、全3画のシンプルな漢字。画数が少ないぶん、一画の角度と余白が仕上がりを大きく左右します。

「乞」の読み方

  • 訓読み:こう(乞う/請い乞う/命乞い)
  • 音読み:こつ、きつ(ほか き、きけ、こち)
  • 意味:願い求める、招く、頼む(Beg / Invite / Ask)

「乞」の書き方 — 構成と筆順

「乞」は、上部の「𠂉(ノと横画)」と、下の「乙(おつ)」の折れ・はねから成る3画の漢字です。少画数だからこそ、次の三点で印象が決まります。

  • 一画目の払いは短く鋭く:左上からの払いを短くまとめ、字の起点を作ります。
  • 横画は水平に、やや右上がり:二画目の横画をまっすぐ引き、字の幅を決めます。
  • 最後の折れ・はねを大きく:三画目の「乙」の曲がりを大きく取り、最後のはねで空間を締めると、少ない画数でも堂々とした字になります。

書体ごとの表現

楷書(かいしょ)

三画それぞれの角度を明確に。特に最後の折れは、角をしっかり作ってからはねへ運ぶと端正に整います。

行書(ぎょうしょ)

上部の払いと横画をつなげ、下の折れへ一息に運びます。少ない画をひと続きの流れで見せるのがポイントです。

草書(そうしょ)

全体を一筆の勢いで書き上げます。線の緩急と、最後のはねの伸びで、「乞う」という語のもつ切実さを表現できます。

まとめ

「乞」は3画、部首「乙」の漢字で、読みは訓「こう」・音「こつ/きつ」。画数が少ないほど、一画の角度と余白、そして最後のはねの伸びが仕上がりを決めます。

」を美しく書くコツ

  • 楷書では一画一画を丁寧に。止め・はね・払いのメリハリを意識
  • 行書では筆の流れを活かしてリズムよく
  • 草書では大胆に省略しつつも字形のバランスを保つ
  • • 全3画。筆順を守ることで自然と美しい字形に

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執筆・監修

夢香 MUKYO

東京を拠点に活動する書家。古典に立脚した書から現代的な書まで手がけ、書の魅力を世界へ発信する。

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